クウ、去勢手術を受ける(2):術前検査って? 内容・費用は?
おうちに帰ってきた?
↑ 検査から帰ってきたところ(2017年4月13日撮影)
去勢手術をするあたっては、術前検査を受ける必要がありました。全身麻酔で行うため、麻酔のかけられる体かどうかを検査するのです。手術当日に検査することも可能でしたが、一度にたくさんのストレスをかけたくなかったので、事前(4月13日)に受けることにしました。
クウの通う病院では、検査の種類は下記の4つでした。
(1)CBC(血液検査。貧血や白血球の異常がないか調べる):3,500円
(2)血液化学検査(血液検査。肝機能や腎機能などを含めた全身状態を調べる):6,800円
(3)心電図検査(心臓の異常や不正静脈がないか調べる):3,500円
(4)血液凝固系検査(出血時に血液がきちんと止まるかを調べる):4,000円
トータル17,800円。けっこうお高いですね。ちなみに、去勢手術自体の費用は18,000円(いずれも税別)です。事前に総額は聞いていたのでネット検索してみたところ、術前検査も手術も、もっと安いところはありました。けれど、かかりつけの病院だし、なんといっても家から徒歩3分の距離で便利ですので、他で受けることは考えませんでした。
なお、検査のうち(1)(2)は必須、(3)(4)は希望により。(3)は猫の場合、正常でも不整脈(心臓の鼓動のリズムが不規則)になることが多く、原因究明には他の検査も必要になるとのことで、クウの場合は心配ないので受けなくてもよいでしょうとのことでした。
(4)についても微妙で、3つの項目を調べるのですが、どれかが基準値より高くても正常である場合もあり、心配をあおるだけになってしまうのでしなくてもよいかもしれない、と言われました。内因性経路、外因性経路、共通経路が云々…と獣医さんがていねいに説明してくださり、その場ではなんとなーくわかったような気がしましたが、今思いだそうとしてもさっぱり思い出せません(^_^;)
要は血液がきちんと止まるかは手術の時にすぐわかるので、その場ですぐ対処可能、また猫ちゃんの血液型は95%ぐらいがA型なので、万が一出血が多くても輸血はすぐできるため心配ないとのことでした(ただ、珍しいB型、AB型であった場合は問題なのですが…)。ちなみに、猫の血液分類はA型、B型、AB型の3種類で、O型はないそうです。
それで、(1)(2)だけ受けようと思いましたが、先生が「あ、でも血液凝固系は受けておくと、次回数値が高かった時に、前回もそうだったということで参考になります」とおっしゃったので、結局、心電図以外の3つを受けることにしました。
↑ 術前検査に出発。キャリーバッグは好きなので、自分から入っていきます(2017年4月13日撮影)
体温をはかり、聴診器で心音を調べたり、目などを調べたりしたあと、エリザベスカラーをつけていよいよ採血。採血は、クウにとってははじめての体験です。はじめはおとなしくしていたのですが、けっこうな分量をとるので針をさしている時間が長く、途中から暴れ出して針がはずれてしまいました…。何回かトライしましたが動いてしまってじゅうぶんに採血できず。凝固系の検査の採血は、必要な分量を一挙にとらなければならないそうですが、それがなかなかできません。
看護師さんが増員されて2人がかりでおさえ、私は顔のほうに回って頭やあごをなでて気をそらす役でした。鳴きながら暴れてちょっとかわいそうでしたが、こればかりは仕方ない…。結局、5、6回、両方の後ろ足に交互に針をさされてようやく終了です。なお、前足は手術のときに針を刺すため、検査では後ろ足だけにするそうです。
15分後に結果が出ましたが、すべて問題ないとのこと。翌週に手術することになりました。料金は、再診料・消費税を含めて計15,770円でした。
↑ 検査結果用紙。赤くなっているのは数値が高く正常値からはずれているところですが、わずかな差なので問題ないとのこと。項目によっては筋肉から出る数値なので、採血時に暴れたことが影響しているのではとのことでした。心配していた凝固系は3項目とも正常値内
いやぁ、たくさん針をさされたのに、がんばりましたね、クウ。ということで、その日は大好きなちゅ〜るをおやつにあげました!
↑ 何か食べ物をもらえると思うと自分からおすわりしていいこにします(笑)
↑ でも、なかなかもらえないと鳴いておねだり
↑ ちゅ〜る、ちゅ〜る…。なぜかイカ耳になってます
↑ おいしい〜。もっとちょうだい(上記4枚とも2017年4月13日撮影)
次回はいよいよ手術〜手術後のお話です。
クウ、去勢手術を受ける(1):「人間をダメにするソファ」の災難
ブログをさぼっているうちに早4月後半。5月生まれのクウも1歳の誕生日まで残り1ヶ月を切りました。去勢をするなら1歳までにしたほうがよいと聞きましたので、とうとう手術することに。ちなみになぜ1歳までなのかというと、発情を経験してしまうと去勢後もスプレー行動(なわばりを主張するために濃いオシッコをかけてニオイをつける行動)などが残りやすいからだそうです。
そして手術は今週19日(水)に無事終わり、いまは「エリザベスカラー」と呼ばれる、傷口をなめないように首の周りにつける円すい形のプレスチック製えりまきをつけています。
↑ エリザベスカラーをつけたクウ(2017年4月21日撮影)
去勢手術をすることにしたのは、やはり万が一脱走した時に繁殖能力をもっているとよくないと考えたのと、発情期特有の行動(大声で鳴く、スプレーする、攻撃的になる、など)を抑えたかったこと、あとはクウ本人の発情によるストレスをなくしたかったからです。
手術の時期としては、オスの場合は精巣が十分に大きくなる生後10ヶ月頃(クウの場合、今年の3月頃)がいいということでしたが、何となく体にメスを入れるのはかわいそうな感じがしてズルズルと引き伸ばしていました。
↑ 手術前検診で久しぶりにキャリーバッグに入りました
ところが、4月に入ったある日。外出から帰ってリビングに入ったら、なんか部屋が臭い。クウのオシッコ臭い。いつもはニオわないのに…。システムトイレのマットを変えたり、消臭剤を使ってみたりしましたが、ニオイが消えません。
もしや、とうとうスプレー?
と思ってニオイの元を探したら…。
リビングには無印良品の「体にフィットするソファ」(ビーズクッション)、通称「人間をダメにするソファ」が2つあるのですが、どうやらそれがニオイの元らしい。特に1つが強烈なニオイです。
↑ 無印良品の「体にフィットするソファ」に横たわる子どもとクウ(2017年2月17日撮影)
最初はスプレーなのかどうか確信が持てなかったのですが、そのあとすぐ、今度はバスマットが部分的に濡れて黄色くなっているのを見つけてしまいました。かいでみると、うん、臭い(笑)。これはもう、完全にスプレー行動ですね。
ソファは2つともカバーをはずして洗濯、本体は天日干ししてから消臭剤をスプレーしました。片方は直接スプレーはされてなかったらしく臭いが収まりましたが、もう片方はバツ。部分的にとても(オシッコで!)ぬれていましたし、においが全然とれません。仕方なく、解体して燃やすゴミ行きに…。
このスプレーが、手術を急ごうと思った直接的なきっかけとなりました。去勢をすれば、たいていの場合はスプレー行動はなくなるとのこと…ですが、なんと直らない子が1割ぐらいいるらしい(!) さて、クウの場合はいかに。次回以降で、手術をするまで/したあとの過程を書いていきたいと思います。
↑ 手術前日のクウ(2017年4月18日撮影)
クウと招き猫、そして直虎
寒中お見舞い申し上げます。
すでに1月末ですが、2017年最初のブログです。昨年は、個人的にはにゃんこ生活デビューイヤーとして記憶に残る年となりましたが、みなさまはいかがでしたでしょうか。本年もよろしくお願いいたします。
さて、年明けだし縁起のいい写真を載せたいと思いまして。で、事務所にある大きな招き猫といっしょにクウを撮ってみました。ざぶとんにクウをすわらせて隣に招き猫を置いてみると…。
じっと見つめてからにおいをかぎはじめました。そのあとざぶとんを降り、「ん? なんだこの物体は…」と、さらににおいをかいだり、さわったり、いろいろと確認作業をしていました。
下の写真はざぶとん写真とは別日に撮ったものですが(首輪が違います)、両日とも同じように「何だこれ」行動をとっていました。しばらくすると、招き猫が動かないことがわかって興味を失い、離れて行くのですが…。
ところでこの招き猫は、招き猫発祥の地(のひとつ)とされる、世田谷区のお寺「豪徳寺(ごうとくじ)」(東京都世田谷区豪徳寺2-24-7)で買ったものです。江戸時代、近江(現滋賀県)彦根藩の第2代藩主の井伊直孝(いいなおたか)がこのお寺の前を通りかかったとき、そこで見かけた白猫(お寺の和尚さんの飼い猫)が手招きしているように見えたのでお寺で休むことにしました。
↑ 豪徳寺の招き猫は小判などはもっていません。右手をあげたシンプルなタイプ。滋賀県彦根市のゆるキャラ「ひこにゃん」も、豪徳寺の前で手招きしていた猫がモデルだそうです
すると直後にはげしい雷雨になったそうです。猫に導かれて寺に入ったおかげで雷に打たれずにすんだと考えた直孝は、寺を整備し、井伊家の菩提寺(のひとつ)としました。豪徳寺には、有名な15代藩主・井伊直弼(いいなおすけ。「桜田門外の変」で暗殺された江戸幕府の大老)をはじめ、江戸時代に亡くなった井伊家の方々のお墓があります。
↑ 豪徳寺・本堂前の参道
話は変わりますが、1月からはじまったNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」。女性ながら「直虎(なおとら)」という勇猛果敢な名前のこの主人公も、井伊家の人です(今が旬の女優・柴咲コウさんが演じています)。
跡継ぎとなる男子がみな亡くなり、井伊家存亡の危機となったとき、女性ながら当主として御家を守り、のちに彦根藩初代藩主となる井伊直政(いいなおまさ。幼名「虎松」)を2歳から養母として育てあげ、井伊家を救ったそうです。豪徳寺で猫に招かれた直孝の父上が、この、直虎に育てられた直政です。
↑ 豪徳寺・招福庵
大河ドラマ、じつはめったに見ないのですが、「直虎」という名の女性という、何やら強そうなイメージにひかれて見はじめました。虎はネコ科の動物でもありますし(笑) また、豪徳寺の招き猫伝承と関連のある井伊家の話だということがわかり、より興味をそそられています。まだ話は主人公の子供時代なのですが、子役たちがとても演技力があり、いい味を出しています。これは続けて見てもいいかな?
↑ 豪徳寺・招猫殿横。招き猫がたくさん奉納されています
ところで、昔の和尚さんはよく猫を飼っていたのでしょうか? 豪徳寺の招き猫伝承の猫もお寺の飼い猫らしいですし、大河ドラマに出てくる和尚さん(南渓谷和尚。小林薫さんが茶目っ気たっぷりに演じています)も茶トラ?の猫を抱いています。お寺は来るもの拒まずなので、勝手に住みついたノラさんにエサをやっていたということなのかもしれませんが…。
上の豪徳寺の写真は3年前の春に撮ったものです。桜がとてもきれいなので、この春、また行ってみたいと思っています。今年は井伊家ゆかりの地めぐりでたくさんの人が訪れていそうですね。
【サイト紹介】
【本紹介】
井伊家17代当主の長女である著者が、子孫として代々語りつがれてきたことを交えながら、井伊家の歴史を女性らしいやさしい語り口で綴っています。(私のような)お堅い歴史本が苦手な人の井伊家入門書としておすすめです。
直虎のムック本は数多く出ていますが、書店で見て、レイアウトがシンプルで読みやすく、簡潔にまとまっているものを選びました。巻末付録として「事典 直虎をめぐる人物群像」がついているところもポイントです。
ペピィの2017年福袋が届きました!
ペット用品通販「ペピィ(PEPPY)」の2017年猫ちゃん用福袋が届きました。12月20日の18時に販売開始だったのですが、たまたまその日の19時ころに告知メールを見て何気なくリンクページを見たら、ワンちゃん用、猫ちゃん用がそれぞれ8種類でなかなか充実したラインアップだったので、1つ買ってみることにしたのでした。
↑ ずいぶん大きな箱で届きました
内容と値段でいろいろ迷いましたが、迷っているうちにも「残り●点限り」の●の数字がどんどん減っていきます(!) まずキャットタワーの入っているものと入っていないもので迷いましたが、やはり入っているものは値段がお高めなのと、キャットタワーは大きいので吟味して選んだほうがいいなと思いましたので、入っていないものを選ぶことに。また、個人的にはオーナー向けの猫雑貨には興味がないため、写真を見て猫自身が使えるものだけで構成されていそうな福袋を選びました。15,441円相当が5,400円(税込)の5点セット福袋で、「ベッド2点にマット、ブランケットやおもちゃなど」と説明が書かれていたものです。さっそく開けてみました。
↑ 全部で5点
内容をご紹介します。
(1)ドーナツベッド
七夕のお飾りのようにくるっと開いてゴムで留め、ドーナツ状にして使うダンボール製のベッドです。けっこう重いので計ってみたら、2キロちょっとありました。通気性にすぐれているそうなので夏用ですね。ダンボールですが、接地面はなめらかで案外寝心地よさそうです。きっとクウはガリガリ爪とぎとしても使います(笑) ペピィのサイトで価格8,100円となっていましたが、高い…。セールで4,320円になっていましたが、それでも高い…。紙製だけど手間がかかった商品だからでしょうか。
(2)くたくたにゃんベッド
↑ 左が上側、右が下側
↑ こんな感じで折り返すと猫ちゃんが入りやすいそうです
手編み毛糸(アクリル100%)でできた袋状のベッドです。ペピィの商品ページには、「ヒザの上にも乗せやすい形と大きさだから、わが子を抱っこしながらモフモフできる!」(笑)とありました。いまクウは夫と子どもと一緒に事務所に泊まっているので、試せなくて残念。オレンジとイエローがあるようですが、うちに届いたのはオレンジでした。価格3,888円。
(3)ござにゃん
↑ このぬいぐるみは子猫ぐらいのサイズですが、成猫でもゆったり寝られそうなサイズです
い草のマットなので、これも夏用ですね。レビューを見ると乗ってくれない猫ちゃんもいるようですが、55×45cmでわりと大きめなので、人間がすわるのに使ってもいいかも? 価格861円。
(4)まゆおどりびょんびょん
↑ 3つのまゆは、それぞれワイヤーにそって動かすことができます
天然まゆでできたネズミが3匹連なったじゃらし系おもちゃです。実はうちにすでに1つあって、クウも好きなおもちゃです。今使っているのはだいぶへたってきているので、いずれこれが2代目に。ペピィのサイトではもう載っていませんでしたが、Amazonで見ると元の価格は648円のようです。
(5)あったかブランケット
↑ 赤系と白系の組み合わせのものが届きました
約50×70cmの肌触りのよいブランケットです。表と裏で別の模様になっています。「キャンペーン用あったかブランケット」となっていたので、もしや非売品? 価格はわかりませんが、引き算すると1,944円相当でしょうか…?
まさか自分が猫の福袋を買うとは思ってもみませんでしたが、すべて使えそうなものだったので(クウが使ってくれるかはこれからですが…)、わりとお得な福袋だったと思います。ペピィの福袋はすでに完売ですが、1月5日(木)夕方から第2弾があって、「セレクト福袋が抽選でもらえる!」そうです。どんな内容でしょうね。ちょっと楽しみです。
それではこれから私もクウのいる事務所に行って、忘年会に参加してきます!
↑ 「早く来るんにゃよ。寝て待ってるにゃよ」
【お店情報】
「ペピィ(PEPPY)」は「ペット(PET)」+「ハッピィ(HAPPY)」の造語だそうです。ダンボールに書かれてあってはじめて知りました…。
【商品情報】
Amazonではいま、48%オフの338円(!)ですね。同じペッツルートの猫じゃらしでトンボの形の「カシャカシャびょんびょん」↓ もクウのお気に入りです
ペッツルート (Petz Route) カシャカシャびょんびょん
- 出版社/メーカー: ペッツルート
- 発売日: 2011/08/24
- メディア: その他
- 購入: 4人 クリック: 3回
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Merry Christmas! クウとのはじめてのクリスマス
クリスマスですね。今年はツリーを新調しました。いままでのは子ども向けのおもっちゃっぽいツリー(葉の先端がLEDになっていてピカピカ光りました。それはそれできれいでしたが)だったので、少しリアルな大人っぽいものがほしいと思っていました。
そこで検討した結果、ドイツのRSグローバルトレード社(元プラスティフロアー社)のツリーに決めました。葉や枝がリアルな質感なのと、鉢植えのようになっていたのが決め手です。ネットで見ただけで購入しましたが、思った通りの高級感で満足でした。ただ、下が鉢なので少し倒れやすいかもしれません。クウのようないたずらっ子がいなければ問題ないですが…(笑) サイズは90cm、120cm、150cm、195cmがあるようですが、うちは狭いので当然90cm(笑)。いつか、大きなサイズのツリーを飾ってみたいものです。
オーナメントもシックに(?)、ボール(光沢ボール&ラメボール)と松ぼっくりのセットでゴールドとオレンジを買いました。小ぶりながらすてきなクリスマスツリーに!…なったのはいいのですが、オーナメントは軽いので、クウがよく前足で取って転がして遊んでしまうので、気づくとあちこちに落ちているのでした(笑)
ところで先日、いつのまにかクウのの首輪(緑の唐草模様)がはずれてなくなっていたので、首輪もクリスマスバージョンの赤いものにしていました。唐草模様の首輪と同じ、「招福」さんのお品です。赤い首輪もいいですね。サイズは子猫用のSにしましたが、長さがギリギリだったので、もうMでよいようです。なくなっていた唐草模様の首輪は、キャットボックスの中で見つかりました。
さてインスタなどにクリスマスコスプレのかわいい猫さんがたくさん上がっていたので、「よし、クウも」と思い、ハロウィンのマントを買った「猫用品のゴロにゃん」さんでお店のオリジナルの天使マントを買いました。背中に羽がついたかわいいマントです。
しかしハロウィンのときと同様、なかなか着てくれない&着てもすぐ脱いでしまいます。そこで、今回も子どもに抱っこしてもらい、一瞬着たところをパチリ。やっぱり数枚しか撮れませんでした(笑) 服が嫌いなので仕方ないですね〜。
けれど先日、眠そうなときにそっとマフラーを巻いてみると、しばらくそのまま寝たあと、起きてからもつけていてくれました。つけていることに気づいていないのか、頭にかぶさっていないので大丈夫なのか…。
ともあれ、がんばってマントを着てくれた(数秒ですが…)ごほうびに、クウにもクリスマスプレゼントをあげました。おもちゃのセットです。「犬と猫のJohn&Coco」さんで購入したもので、ボールが3種類と、ネズミとクリスマスブーツの小さなぬいぐるみが入っていました。しばらくこれで一緒に遊びましたが、やがて眠くなったらしく、午後はコタツの中やケージのベッドでずっとお昼寝モードだったクウです。
【商品情報】
RSグローバルトレード (RS GLOBAL TRADE) クリスマスツリー 90cm
- 出版社/メーカー: RSグローバル トレード社RS GLOVAL TRADE
- メディア: おもちゃ&ホビー
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今回購入した90cmサイズのクリスマスツリー
【お店情報】
猫雑貨 招福 http://www.rakuten.co.jp/shyofuku/
猫用品の専門店ゴロにゃん(56nyan) http://www.rakuten.co.jp/56nyan/
犬と猫のJohn&Coco http://www.rakuten.ne.jp/gold/mpcpets/
初雪。クウがはじめて見た雪
↑ 「お空から何か降ってくるよ」
先月24日(木)、初雪が降りました。東京で11月に雪が降るのは1962年以来、なんと54年ぶりだそうです。そんなにレアな出来事だったとは…。先日の「ドラえもん」でのび太くんのママもいってましたが(笑)、東京では12月に雪が降ることさえめずらしいのです。ホワイトクリスマスなんてめったにお目にかかれません。
↑ 2016年11月24日(木)、東京で初雪
私は12月生まれなのですが、ハタチになった年には誕生日に雪が降ったのを覚えています。ハタチだし、雪はめずらしいしで、母親に家の外でスナップ写真を撮ってもらいました。写真館で振り袖写真などを撮る予定はなかったので、ハタチ記念のつもりで。
↑ ハタチの誕生日に降った雪は、この雪よりもっと少なくパラパラでしたが…
けれど、残念ながらその写真を見ることはできませんでした。というのも、カメラのフタを開けてしまうというハプニングがありまして…。そう、当時はフィルムカメラだったので、フタを開けてしまうとフィルムが感光してダメになってしまうのでした。大昔の話です(笑)
↑ 積雪1、2センチ?
さて、今回降ったその記録的な雪は、クウが生まれてはじめて見た雪となりました。クウはよくキッチンにある窓から外を眺めているのですが、ふだん見えるのは、壁と空と高架を走る電車だけ。それがこの日は、何やら白いものがひっきりなしに降ってくるのですから、興味津々です。
↑ 「何だろう? どこから来るんだろう?」
窓際に来てはウロウロしながら眺め、雪をつかまえようとするかのようなそぶりをします。ジャンプして飛びついたりもしていました。雪が降るフワフワした感じが猫の狩猟本能をくすぐる動きなんでしょうね。
↑ 雪めがけてジャーーーンプ!
しばらくそうして観察&追っかけするといったん窓際から離れ、また近寄ってきては観察&追っかけて…を、何度も何度も繰り返していました。興奮して立ち上がって見ていることも…!
↑「こうしたら、もっとよく見えるかな!?」 クウはめったに立ち上がらないので、今回の雪と同じでレアな出来事です
動画もありますのでよろしければご覧ください。ちょっと長めで約3分。見ているあいだにカップ麺ができ上がります(笑)
生まれて初めて見る雪に興味津々のアビシニアンの子猫 Abyssinian Kitten so interested in snow he saw for the first time
この日、昼過ぎには雪はやんでしまいましたが、54年ぶりの出来事、かつクウがはじめて見た雪として、いつまでもいつまでも記憶に残りそうです。
↑ 「この白いの、雪っていうんだって。また降るかな〜?」
脱走防止策(1):「ドアの閉開注意」ステッカーを貼りました
↑ 12月13日で生後7ヶ月
ブログの更新をさぼっているうちにクウは今月13日でもう7ヶ月になりました! 体重も3kgを超え、運動能力はますます高まりつつあります。走るスピードもジャンプの高さもかなりのもの。好奇心もとても旺盛で、「(飼い主が)何か目新しい作業をしているぞ」と思うと、近づいてじぃ〜っと見つめたあと、ちょっかいを出してきます(笑)。
↑ 「何してるの〜?」
また、だれかが階段を下りたり、玄関を開ける音がしたりすると、たとえ丸まってぐっすり寝ていても、すぐさまパッと飛び起き、階段とリビングの間のしきりをぴょんと飛び超えてトントンと階段を下りて行きます。その反応の素早さといったら。大きな耳が、パラボラアンテナのようにわずかな物音もキャッチするのでしょう。
↑ チリンチリンと首輪の鈴を鳴らしながら下りていきます
うちはもともと階段とリビングが直でつながっていて、子どもが赤ちゃんの頃に落下防止用につけた高さ約80cmの低いしきりドアしかありません。猫のクウにはやすやすとジャンプできる高さなので、3階のリビングからいっきに1階の玄関まで下りられてしまいます。子どもが学校から帰ってくると、真っ先に出迎えるのはいつもクウです。
↑ ごちゃごちゃ物が多くてなんですが(汗)、リビングと階段のしきりドアです。伸びをしているクウと同じくらいの高さ…
↑ もちろん、ワンジャンプで飛び乗れます
夫が夜帰ってきて玄関ドアを開けたら足元にクウが…!ということもありました。あわや脱走!というところでしたが夫が「あっ!!」と叫ぶと、その声に驚いたクウがあわてて逆戻りして階段を駆け上がり、セーフでした。
↑ 「だれか帰ってきたかな〜?」
本来、階段にドアを設置するなどの脱走防止策は猫を飼う前にすべきなのですが、うちはつっぱり式などが簡単に使えない構造のため、対策が遅れておりました…。そこで、とりあえずは注意喚起のため、玄関の外側に「猫、脱走注意」的なステッカーを貼りたいと思っていたところ、ちょうどフェリシモの通販で下記のようなステッカーを見つけました。
↑ 「猫が飛び出します! ドア閉開注意 マグネットステッカー」
マグネットステッカー2枚、レスキューカード1枚。税込915円。下の写真はレスキューカードの裏面
フェリシモはご存じの方も多いと思いますが、ファッション・雑貨の通販です。基本的に気に入った商品のシリーズを毎月1点ずつコレクションしていく方式ですが、このステッカーのように1点のみ(ジャストワン)で買える場合もあります。
しばらく前からこのフェリシモに「猫部」という、猫のオーナーさんおよび猫向けのファッショングッズや雑貨を扱うブランドができました。このステッカーも猫部の商品で、「猫が飛び出します ドアの閉開注意」「○匹と暮らしています 緊急時 猫の救助をお願いします」という2種類のマグネットステッカーと、猫の飼い主の情報などを書き込める猫レスキューカードの3点セットになっています。さっそく「ドアの閉開注意」ステッカーを玄関先に貼ってみました。
↑ なかなか目立ちます。が、「猫が飛び出します」の文字はもう少し大きいほうが見やすいかも?
このステッカーを貼ったあと、こんなことがありました。ある日宅配便が来たのですが、子どもがクウを抱っこしていたので大丈夫かと思い、階段を下りて行きました。ところがクウが子どもの腕をすり抜けてしまったらしく、「クウが行った! クウが行った!」という叫び声が聞こえました。そこで玄関ドアを開ける直前に「ちょっとお待ちください」と配達員さんに言ったところ、「ゆっくりでいいですよ〜」と言ってくださいました。たぶん、ステッカーを見てくださったのではと思います。
↑ 「ぼくに来た荷物?」
ということでドアの閉開には注意をしているのですが、じつはこのステッカーを貼ったあと、クウは2回ほどプチ脱走をしていまして…。1度目はやはり宅配便を受け取るとき、2度目は子どものお友達が玄関をうっかり開け放してしまったときです。いずれの場合も、見慣れない外に出たクウはクンクンにおいをかぎながらウロウロしたため、すぐに捕まえることができ、大脱走にならずにすみました。
↑ 「お外に出てはだめなの〜?」
いまは、宅配便などを受け取るときや子どもの友だちが出入りするときは、クウをドアのある部屋や洗面室、ケージなどにいったん入れてから玄関を開けるようにしています。それでも玄関を外から開けるときには心配ですので、「リビングと階段のあいだにきちんとしたしきりドアをつける計画」を進行中です。完成は少し先になりそうですが、できたらまたこちらでレポートを。
↑ 「どこにドアができるって?」
【参考サイト】
猫部は、もともとはフェリシモの猫好き社員による社内部活動のひとつだったそうです。猫グッズの企画・販売をするほか、いまでは保護猫の譲渡会に協力したり、売り上げの一部を動物愛護団体に寄付するなど、CRS(企業の社会的責任)活動も行われています(「AERA」2016年12月19日号より)。