アビシニアン☆クウといっしょ

はじめての飼い猫との不器用な日常

脱走防止策(1):「ドアの閉開注意」ステッカーを貼りました

f:id:cosmoR:20161216172359p:plain↑ 12月13日で生後7ヶ月

ブログの更新をさぼっているうちにクウは今月13日でもう7ヶ月になりました! 体重も3kgを超え、運動能力はますます高まりつつあります。走るスピードもジャンプの高さもかなりのもの。好奇心もとても旺盛で、「(飼い主が)何か目新しい作業をしているぞ」と思うと、近づいてじぃ〜っと見つめたあと、ちょっかいを出してきます(笑)。

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↑ 「何してるの〜?」


また、だれかが階段を下りたり、玄関を開ける音がしたりすると、たとえ丸まってぐっすり寝ていても、すぐさまパッと飛び起き、階段とリビングの間のしきりをぴょんと飛び超えてトントンと階段を下りて行きます。その反応の素早さといったら。大きな耳が、パラボラアンテナのようにわずかな物音もキャッチするのでしょう。

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↑ チリンチリンと首輪の鈴を鳴らしながら下りていきます

うちはもともと階段とリビングが直でつながっていて、子どもが赤ちゃんの頃に落下防止用につけた高さ約80cmの低いしきりドアしかありません。猫のクウにはやすやすとジャンプできる高さなので、3階のリビングからいっきに1階の玄関まで下りられてしまいます。子どもが学校から帰ってくると、真っ先に出迎えるのはいつもクウです。

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↑ ごちゃごちゃ物が多くてなんですが(汗)、リビングと階段のしきりドアです。伸びをしているクウと同じくらいの高さ…

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↑ もちろん、ワンジャンプで飛び乗れます

夫が夜帰ってきて玄関ドアを開けたら足元にクウが…!ということもありました。あわや脱走!というところでしたが夫が「あっ!!」と叫ぶと、その声に驚いたクウがあわてて逆戻りして階段を駆け上がり、セーフでした。

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↑ 「だれか帰ってきたかな〜?」

本来、階段にドアを設置するなどの脱走防止策は猫を飼う前にすべきなのですが、うちはつっぱり式などが簡単に使えない構造のため、対策が遅れておりました…。そこで、とりあえずは注意喚起のため、玄関の外側に「猫、脱走注意」的なステッカーを貼りたいと思っていたところ、ちょうどフェリシモの通販で下記のようなステッカーを見つけました。

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↑ 「猫が飛び出します! ドア閉開注意 マグネットステッカー」
マグネットステッカー2枚、レスキューカード1枚。税込915円。下の写真はレスキューカードの裏面

フェリシモはご存じの方も多いと思いますが、ファッション・雑貨の通販です。基本的に気に入った商品のシリーズを毎月1点ずつコレクションしていく方式ですが、このステッカーのように1点のみ(ジャストワン)で買える場合もあります。

しばらく前からこのフェリシモ「猫部」という、猫のオーナーさんおよび猫向けのファッショングッズや雑貨を扱うブランドができました。このステッカーも猫部の商品で、「猫が飛び出します ドアの閉開注意」「○匹と暮らしています 緊急時 猫の救助をお願いします」という2種類のマグネットステッカーと、猫の飼い主の情報などを書き込める猫レスキューカードの3点セットになっています。さっそく「ドアの閉開注意」ステッカーを玄関先に貼ってみました。

f:id:cosmoR:20161216211848p:plain↑ なかなか目立ちます。が、「猫が飛び出します」の文字はもう少し大きいほうが見やすいかも?

このステッカーを貼ったあと、こんなことがありました。ある日宅配便が来たのですが、子どもがクウを抱っこしていたので大丈夫かと思い、階段を下りて行きました。ところがクウが子どもの腕をすり抜けてしまったらしく、「クウが行った! クウが行った!」という叫び声が聞こえました。そこで玄関ドアを開ける直前に「ちょっとお待ちください」と配達員さんに言ったところ、「ゆっくりでいいですよ〜」と言ってくださいました。たぶん、ステッカーを見てくださったのではと思います。

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↑ 「ぼくに来た荷物?」

ということでドアの閉開には注意をしているのですが、じつはこのステッカーを貼ったあと、クウは2回ほどプチ脱走をしていまして…。1度目はやはり宅配便を受け取るとき、2度目は子どものお友達が玄関をうっかり開け放してしまったときです。いずれの場合も、見慣れない外に出たクウはクンクンにおいをかぎながらウロウロしたため、すぐに捕まえることができ、大脱走にならずにすみました

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↑ 「お外に出てはだめなの〜?」

いまは、宅配便などを受け取るときや子どもの友だちが出入りするときは、クウをドアのある部屋や洗面室、ケージなどにいったん入れてから玄関を開けるようにしています。それでも玄関を外から開けるときには心配ですので、「リビングと階段のあいだにきちんとしたしきりドアをつける計画」を進行中です。完成は少し先になりそうですが、できたらまたこちらでレポートを。

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↑ 「どこにドアができるって?」

 

【参考サイト】

 フェリシモ 猫部
http://www.nekobu.com

猫部は、もともとはフェリシモの猫好き社員による社内部活動のひとつだったそうです。猫グッズの企画・販売をするほか、いまでは保護猫の譲渡会に協力したり、売り上げの一部を動物愛護団体に寄付するなど、CRS(企業の社会的責任)活動も行われています(「AERA」2016年12月19日号より)。