アビシニアン☆クウといっしょ

はじめての飼い猫との不器用な日常

生後4ヶ月になりました

「生まれて4ヶ月だって。もう小学生? もしかして給食食べられる?」

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クウは5月13日生まれ。本日9月13日で生後4ヶ月になりました。人間でいうと6歳ぐらいだそうなので、年長さん〜小学1年生といったところでしょうか。猫の年齢を人間の年齢に換算する計算式はいくつかあり、猫の1歳を人間の15歳とみるか18歳とみるか、あるいは20歳とみるかでも異なってくるようです。サイト上には、猫の年齢を入力すると人間の年齢に換算してくれる自動計算フォームもいくつかありました。

さて4ヶ月になったということで、体重をはかってみました。クウを体重計に乗せても動いてしまってうまくはかれないので、子どもがクウを抱いて(かついで?)はかることに。

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↑ まずは1人と1匹ぶんの体重をはかります

子どもとクウで37.1kg。続いて子どもだけ計測して35.2kg。引き算すると、クウの体重は1.9kg。体重リストに加えてみましょう。

7月28日 1.15kg
8月15日 1.48kg
8月24日 1.62kg
9月13日 1.9kg

うちの体重計では小数点以下1ケタまでしかはかれないので(前の3回は動物病院ではかりました)概算になりますが、この20日間で280gほど増えたことになります。以前のブログでも書きましたが、写真で見比べてもだいぶ大きくなっています。

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↑ 生後2ヶ月半。まだケージに入っていたころです

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↑ 生後4ヶ月。少しアオリ気味で撮影しているのでよけいですが、体型がすらりとして見えます

運動能力もぐんぐん増して、80〜90cmの高さのところも軽く飛び乗ることができます。階段に通じるトビラも、キッチンのシンクも、洗面台も、電子ピアノも、みんなひょいひょい乗ってしまいます。今朝は、いないな〜と思って探したら、なんとキッチン台にのぼり、さらに食洗機の裏側に回っていました。

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↑ 食洗機の後ろからそっと顔をのぞかせてました(笑)

食洗機の稼働中は上から蒸気が出ますし、シンクに熱湯が流れるので注意が必要ですね。これからますますやんちゃになるのでしょうか!?

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↑ 蒸気に注意!

どこで寝ようかな?:座椅子でま〜るく

「ふぁ〜〜〜。今日はここで寝ようかな」

f:id:cosmoR:20160912203757p:plain↑ 乗っているのは通称「人をダメにするソファ(無印良品の「体にフィットするソファ)」。猫もダメにするかも?(8月9日撮影)

猫は1日10〜15時間、子猫だと20時間くらい寝るそうです。ただ、ほとんどは浅い睡眠(レム睡眠)で、深い睡眠は3時間程度なのだとか。確かに、寝ているときでもそばを通るとすぐに目を開けて、眠そうな目で見られることが多いです。ちなみにクウは、たくさん寝る日とあまり寝ない日があるように思います。子猫なのでムラがあるのでしょうか?

さて前回書きましたように、リビングでのお昼寝用に買ったサメ型ベッドは使われず、今はクウは、開けっ放しにしているケージの中のベッドほか、いくつかお気に入りの場所で寝ています。

よく寝ているのはテレビの後ろの本棚。ここは本棚としてはデッドスペースになってしまっているのですが、プリンタ用紙の包みが置いてあって、クウはその包みの上で寝るのがお気に入りのようです。よく、足としっぽだけのぞかせて寝ています。

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↑ 適度な暗がりがよいのでしょうか。たまにガタンと音がするので、寝返りをうったときに落ちている…? 見に行くと寝ぼけた顔で出てきます(笑)

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↑ 寝てるだろうと思ってのぞいたら目が合ってしまいました…(9月11日撮影)

うちに来たばかりのころは、ダンボールの中やパソコンの上などでよく寝ていました。

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↑ まとめて買ったキャットフードやウェットティッシュなどの入ったダンボール。はじめのころはかなりの確率でここで寝ていました(8月9日撮影)

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↑ 子どもの机の下に置いてあるパソコン(パパのお下がり)の上にもよくいました。暖かいからでしょうか(8月4日撮影)

最近は前述のテレビの後ろのほか、手づくりダンボールハウスの中や上などでもよく寝ています。遊びに来た子どもたちがすぐそばでテレビゲームをしながら騒いでいても、熟睡してまったく起きないことも。

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↑ ダンボールハウスの上で

ですが、なんといってもリラックスした様子で寝ているのは…

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そう、座椅子です。くぼみがちょうどよく体にフィットするのかもしれません。

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f:id:cosmoR:20160912205046p:plain↑ 座面のくぼみにそって外向き、内向きに丸くなって寝ます(笑)

アクロバティックな姿勢ですが、本人(本猫?)的にはラクなのでしょうか…。リラックスモードで寝ている姿はとてもほほえましいですね。

「ネコDK」とサメ型ベッド

8月に「ネコDK(ネコ・ディー・ケー)」晋遊舎刊)というムック本を買いました。同じ出版社から「LDK(エル・ディー・ケー)」という、商品の比較記事を載せる女性誌が出ていますが、この本はそのネコ版だそうです(今のところ「イヌDK」はないようです)。

ちなみにこちらが「ネコDK」です。

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あっ、ネコが目立ち過ぎですね。失礼しました。こちらです(電気の光が反射して少々見づらいですが…)。

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「ネコDK」では「ネコグッズ辛口採点簿」と称してキャットフードや猫砂、おもちゃやベッドなど160商品を比較テストし、A+(プラス)からD−(マイナス)までの12段階で評価しています。テストの性質上、本に広告は入っていません。暮しの手帖」みたいですね。

じつは広告がとれなかっただけじゃないかな〜などと勘ぐりたくなりますが、大手ペットフード会社の商品で最下位になっているものがあったりしますし、ペット業界はそんなに景気が悪くなさそうなので、編集部の方針だと信じておきます。ちなみに本誌「LDK」には広告は入っています。

広告がないので公正なテストができる…確かにそうですが、テストの仕方や商品内容のよしあしの見方は1つではありませんので、この本の評価を手放しで信じるわけではありません(←どこまでも疑り深い…)。が、猫初心者の私にとっては、こうした商品比較は情報としてありがたいです。とくにキャットフードはあまりに種類が多くてめまいがしていましたので、参考になりました。フードについてはまた別の機会に書きたいと思います。

そこで本日は、「ネコLDK」の検証でA評価だったペットハウス「サメ型ベッド」についてです。クウはリビングではダンボールの中やテレビの裏、パソコンの上などで寝ていたので、このサメをリビング用ベッドとして買ってみることにしました。

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↑ 子どもも「絶対コレ!」と気に入ったサメ型ベッド。たまたま見たテレビ番組で、猫を飼っているアーティストさんの部屋にも置いてありました。中にとりはずしのできるクッションが入っています。Amazonで税込約1,700円で購入

猫ちゃんがサメの口の中に入っているような感じになるかわいい(?)ベッドです。さっそく設置してみたところ、クウはクンクンにおいをかぎ、中をのぞき込んだり、ヒレをかじってみたりします。ところが、奥まで入ろうとはしないのです。おもちゃを入れるとおもちゃを探って入りますが、見つけるとすぐに出てきてしまいます。あれっ、これは何かデジャヴのような…。そう、ハンモックのときと同じ結果なのでした(笑)

「興味ないな〜」

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「ネコDK」によれば猫さんが代わる代わる入って大人気だったようですが、クウには不人気でした。クウにはまだ大き過ぎて、大好きな「狭くてぴったりした空間」にならないからでしょうか…? ちょっとがっかりだったので、ねむねむモードになっているときにそっと抱っこして入れてみると…。


「ん? ここはどこ?」

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「眠いし、ま、どこでもいいか〜」

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入ったまま寝ました(笑) でも、寝たのはこのとき1回だけ。サメさんは今のところリビングのインテリア(?)となっています…。猫もなかなか好みがうるさいですね(笑)


【商品情報】

 今回紹介したサメ型ベッドです。

ネコDK (晋遊舎ムック)

ネコDK (晋遊舎ムック)

 

今回紹介したムック本「ネコDK」です。

 

 

医療費はかかるけれど:大事な家族のためのペット保険

「ぼくにはパパとママ、そしてお兄ちゃんがいるんだよ!」

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f:id:cosmoR:20160908010546p:plain↑ パパに抱っこ。クウの目は上側のラインが平らで目尻に行くにしたがって少し下がっているので、「かわいそうな目」(子ども談)に見えるときがあります


クウは今のところ3回病院に行っています。1回目は健康診断、2回目は風邪、3回目は風邪の経過観察とワクチン接種。かかった医療費は、

1回目 2,700円(初診料・新規登録費2,000円+爪切り500円+消費税200円)
2回目 4,200円(初診料1,500円+薬1,640円+処方料800円+消費税)
3回目 6,260円(再診料800円+ワクチン5,000円+消費税)

合計で税込み13,160円。やはり健康保険制度がないので高くつきますね。まあ、1回目の健康診断はしなくてもよかったのですが、なにしろ動物病院というところに行ったことがなかったもので、勝手を知るためにも、また万が一に備えての安心のためにも行っておきたかったのです。

1回目の「爪切り500円」は…。「何かわからないことはありますか?」と獣医さんに聞かれたので「爪をどこまで切ったらいいかわからないのですが…」と言ったところ、切り方を教えていただき、ついでに切っていただいたのです。が、500円かかるとは知りませんでした(笑)

なおうちの場合、疾病(風邪)に関わるぶんの5,000円はペット保険で返ってくる予定ですが、それでも約1ヶ月間で8,160円の出費。シニア猫さんになったらもっと大変なのでしょうね。でも、大切な家族のためですから。

ペット保険はブリーダーさんにすすめられた3種類の中から選んだのですが、保険の知識などなかったので、フィーリングで決めました(笑) 入ったのは「プリズムコール」(日本アニマル倶楽部)。ここは保障割合が100%(日額上限/限度日数あり)であることと、13歳になるまで保険料が変わらないのが特徴です。

保険は検討してからあとで入るという選択肢もありましたが、子猫はいつ何があるかわからないのでその場で入りました。入っておいてよかったと思います。あとからネットで調べると、人気の保険は月額保険料が安いものでした。プリズムコールは高めです。なかにはコストパフォーマンスの高いものもあるので、1年後に見直そうと思っています。

ところで動物病院。クウを連れて行った病院は数人の獣医さんがいらっしゃるのですが、受診するたびに違う獣医さんで、3人とも若い女性でした。私のイメージでは獣医さんというと男性なのですが、小型動物のお医者さんは女性が多いのでしょうか? 

そういえば昔、佐々木倫子さんの動物のお医者さんというマンガを読みました。獣医をめざす男子学生の話でしたが、内容をまったく覚えていない…(汗) また今度読んでみましょうか。

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f:id:cosmoR:20160908011548p:plain↑ クウはぼくの大切な弟。歳はすぐに追い越されちゃうけどね〜

 

混合ワクチン2回目

ワクチンですが、1回目(生後2ヶ月)はブリーダーさんのところで受けたので、今回クウが受けたのは2回目(生後3ヶ月)です。室内飼いなので3種混合を打ちました。外に出る猫さんは5種混合がよいそうです。このあとは1年後、その後も1年に1回ずつ受けます。

f:id:cosmoR:20160906005257p:plain ↑ お外には何があるのかな〜


打つ前にまずは体を診察し、体温をはかります。猫をはじめ、動物の体温は肛門(直腸)ではかることをはじめて知りました。もちろんいやがって鳴いたり逃げようとしたりしますが、こればかりはがんばってもらわないと…。そのあと、便を調べて問題がなければワクチン接種となります。摂取後にもし何かあったときにまた病院にこれるよう、午前中に受診しました。

針をさす部位については、猫は首の後ろ側(母猫が子猫を運ぶときにかむ場所ですね)がいちばん痛みを感じないのですが、クウが受けた病院では後ろ足に打っていますとのことでした。というのは、ワクチンを打った部位にまれに肉腫(にくしゅ/悪性腫瘍)ができることがあり、万が一肉腫になって手術で切除する場合、首だと取り切れないからだそうです。

看護師さんに抱き抱えられ左の後ろ足に注射針がささると、小さく鳴いて動いて途中で1回針がはずれました。「ごめんね、あとちょっと」と獣医さんが即座にさし直し、残りのワクチンを注入。この間、いっしょに立ち会っていた子ども(←注射大キライ)は私の背中に隠れていました(笑)

無事摂取が終わると、獣医さんと看護師さんに「えらいねクウちゃん、シャーッてならなかったね」とほめていただきました(笑) 多くの猫ちゃんはシャーッとキバをむくそうです。打ったあともおとなしく看護師さんに抱かれていました。

ワクチンの影響で風邪のような症状がぶり返したり、食欲不振になる場合もあるようですが、クウはそんな症状はまったくなく、いつも通り遊んでいつも通りモリモリ食べていつも通りだら〜んと寝ていました。

この日のお会計は、再診料800円+ワクチン代5,000円で合計5,800円に消費税プラスで6,260円。やはりかかりますね〜。医療費については次回また。

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f:id:cosmoR:20160906005624p:plain↑ ぐっすり…(ワクチン接種日の夕方)

猫風邪をひきました

「ぼく、風邪ひいたみたい。寝てたらなおると思ったんだけど、やっぱりお医者さんに診てもらわないとダメだって」

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生後3ヶ月になったのでそろそろ2回目のワクチンを…と思っていた矢先、クウが風邪をひきました。8月半ばの週末、連続でくしゃみをしたり、少し目やにや鼻水が出ていましたが、いつも通り元気に走り回っていたので様子を見ていたところ……

週明けの夕方、寝起きに10回以上連続でくしゃみをして鼻水が出ました。それで子猫は病状が急に悪化するかもしれないと心配になり、急きょ病院に連れて行くことに。

行ったのはクウを迎えて一週間後に健康診断に連れて行った病院ですが、うちから徒歩3分ほどと、非常に近い場所にあります。猫を飼ったらまずここに連れて行こうと決めていました。

獣医さんによっては犬は詳しいけれど猫はそれほどでも…という方がいらっしゃるので、病院はいくつか行ってみましょうと本か何かで読みましたが、なにしろその病院は近くて便利、しかも看板のマークが猫なので何となく大丈夫なのではないかと(笑)

というわけで診ていただいたところ、「猫風邪」とのこと。鼻水も緑色のもの(=感染している)が出ていたので、抗生剤の粉薬(バチリオン)と点眼/点鼻薬(クロマイ点眼薬)が1週間ぶん処方されました。人間と同じで、ウイルスによる風邪自体には抗生剤は効きませんが、症状を緩和するとのことです。

ところでうちでコットンで目やにをふいたときには赤っぽいものがついていて、「もしや血?」とあせりましたが、赤茶色っぽい色の目やには汚れがついているだけで、普通なのだそうです。

f:id:cosmoR:20160903010941p:plain↑ 病院で処方された薬


粉薬はウェットフードに混ぜて朝晩食べさせるのですが、混ぜたフードを食べない場合は水で溶かして注射器で飲ませるのだそうです。クウはごはんに混ぜてもいつも通りモリモリ食べたので、結局注射器は使いませんでした。

f:id:cosmoR:20160903011030p:plain↑ 薬入りのごはんも完食

点眼/点鼻薬は、「鼻にさすのは難しいかもしれません。目にさせば鼻にも回るので目を優先で」ということでした。確かに目は何とかさせますが、そのあとは身をよじって逃げてしまいます。しかも鼻の穴は小さくてさしにくいので、点鼻はたった1回片方にできただけ…。それでもくしゃみ、目やに、鼻水といった風邪の症状はなくなっていき、一週間後にはワクチンを打つことができたのでした。

f:id:cosmoR:20160903011250p:plain↑ 遊びたーい。風邪をひいていても元気いっぱい

ハンモックはお好き?:ケージに猫用のハンモックをつけました

ある日、大きめのAmazonの箱がきたと思ったら、中身は猫用のハンモック。ハンモックで気持ちよさそうに寝ている子猫のかわいい姿を何度か見かけたことがあるので、夫(←じつは自分用のハンモックがほしい)が購入したのでした。イスの下につけるのもよさそうですが、うちにはつけられそうな四つ足のイスがないので、ケージにつけることに。さて、ハンモックを見てクウは…。

「何かな、これ」

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「ん? ヒモ!?」

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ガシガシガシ。

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どうもハンモックのヒモ部分が気になるようで…(笑) いっこうに乗る気配がないので抱き上げて乗せてみると、すぐにあわてて下りてしまいます。中をのぞきこんだりはするのですが。おもちゃを入れてみたりしましたが、揺らして落とすだけ。

「まだ中に何かあるかな」

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「下かな?」

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「うーん…」

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ガブッ。

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そして何度かヒモをガシガシしたあと、関心を失ってしまいました…。

「あきたー」

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さっそく寝るかと思っていたので、ちょっと残念。見慣れない物体なので警戒しているのでしょうか。いつかゆらゆら気持ちよさそうにしているクウを見てみたいものです。


【商品情報】

 今回購入したハンモックです。色は黒、ブルー、カーキがあります