アビシニアン☆クウといっしょ

はじめての飼い猫との不器用な日常

クウ、去勢手術を受ける(3):無事、手術が終わりました

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↑ 手術の晩は安全のため、ケージで過ごしました(4月19日撮影)

去勢手術のお話の続きです。手術は4月19日(水)でした。前日は0時以降は絶食、水は朝6時まではOKでした。ちなみに、術前検査のときは血液検査があったので、前日は9時以降は絶食(水も)でした。

さて、病院に連れて行こうとキャリーバッグを用意したら、何も知らないクウはいつものように自分からキャリーバッグに入りました。その様子を見てなんだかとてもいとおしくなり、そのまま行くのはやめようかとも…

一瞬思いましたが、やっぱり行きました(笑) では、手術の日の様子を追ってみます。

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↑ ねえねえ、おでかけ? どこ行くの?(4月19日撮影)

10:00 
病院へ行き、しばらく待ってから診察室に。いつものように検温・検診後、「手術できる状態です」と言われ、改めて手術の説明をしていただきました。オスの場合は、2つの陰嚢のあいだを1センチばかり切って中の睾丸を取り出します。睾丸と体をつないでいる組織(血管)を切り離し、切った部分はワイヤー(金属製)でしばります。先生に図を書いていただいての説明は、これで3度目でした。手術自体は10分程度とのこと。

続いて麻酔についての説明がありました。手術は全身麻酔で行います。術前検診で麻酔のかけられる体であることはわかっていますが、まれに(数千頭に1頭)アレルギー反応を起こす場合があり、これは麻酔をかけてみないとわからないということでした。アレルギー反応があった場合は即座に手術を中止し、必要な処置を行います。

アレルギーの場合の去勢手術の可否ですが、鎮静剤を打って行う場合もあれば、リスクを考えて去勢しないという決断をする飼い主さんもいるとのこと。自分も、もしアレルギーだったら手術はしないだろうと思いました。説明後、手術同意書にサインして受付に提出し、準備は完了です。

執刀はお昼〜2時くらいまでには行われるとのことで、クウをキャリーバッグに入れて病院に預け、いったん帰宅しました。

12:10
病院からTEL。麻酔は問題なくかかったので、これから手術を行うと連絡がありました。とりあえず麻酔がかかってよかった…。

14:00
再び病院からTEL。手術が無事終わり、すでに麻酔から覚めつつあるとの連絡を受けました。ただ、まだふらついているのでお迎えは夕方、18:00。メスの場合は泊まりになることもありますが、オスの場合は日帰りだそうです。ともあれ、無事終わってほっとしました。

18:00
お迎え。待合室にいると、術前検診のときの先生に「クウちゃん、今日はいい子でしたよ〜。手術後はちょっと怒りっぽくなってますが」と言われました。怒ってるのか…と思いつつ診察室に入ると、

ググゥ〜ググゥ〜ググゥ〜ググゥ〜ググゥ〜

ナゾの低音が。え、何の音? まさかクウ?と思いつつキャリーバッグを開けると…

ググゥ〜ググゥ〜ググゥ〜ググゥ〜ググゥ〜

やっぱりクウ。はじめて聞く鳴き声…というか、うなり声でした…。
やっぱり、怒っていた!!

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↑ 手術の翌日。エリザベスカラーをつけてウトウト(4月20日撮影)

先生によれば、どうやらエリザベスカラーが気に入らないらしいとのことです。キャリーバッグの外に出ようともがきながら、うなるクウ。確かに、カラーはうっとおしいですね。でも、猫の舌はザラザラしていうので、なめてしまうと傷口が開いてしまう可能性があるということですから、仕方ありません。術後の検診は一週間後、そこで問題なければカラーがはずせます。がんばれ〜。その日は抗生剤をもらって帰宅しました。

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↑ 薬(抗生剤)。ご飯に混ぜて1回1錠×7日間ぶんです

手術当日は麻酔の影響が残っていて戻してしまい、喉につまる可能性もあるので、ご飯や水はなし。その日に必要な水分は点滴で入れてあるそうです。またふらついてケガをするといけないので、安全のためケージで過ごさせました。お疲れさま、クウ。がんばったね。

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↑ 前足は麻酔や点滴のために針を刺したので包帯が。翌日とりました(4月20日撮影)


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