食いしん坊クウがごはんを残した日
暑中お見舞い申し上げます。寒中お見舞いの次のブログが暑中お見舞いって…^_^;
あのYouTuberのヒカキンさんが猫を飼ったそうです。スコティッシュフォールドの男の子。茶色と白のモフモフの子猫ちゃん。かわいいですね〜。名前は「まるお」くんだそうです。
で、思い出しました。私にはブログがあったことを(笑) …というわけでもないですが、まるおくんの映像を見て、仕事の忙しさにかまけてさぼっていたブログを書きたくなりました。
あたためていた記事のうちどれを書こうかと思っていたところ、なんだかクウの様子がおかしいことに気付きました。ここのところ、吐く回数が多いのです。
猫は毛玉などをよく吐くといいますが、いままでクウはめったに吐かなかったのです。それが、先週末に吐いてから、今週はじめ、昨日、今日と吐いています。毛玉を吐いたところもはじめて見ました。ふつうの猫になったのね〜と思っていたら、なんと今日は、朝から3回も! 最後の2回は胃液だけな感じで…。
これはさすがにおかしいと思い、病院に連れていきました。今日は運悪く先生がひとりで、しかも手術中ということもあり、なんと2時間待たされました…。待合室にあった『きょうの猫村さん』を読んで時間をつぶしましたよ。
クウの変調の原因としては、ひとつ思い当たることがあります。先々週あたりに、子どもの水鉄砲の持ち手のウレタンのようなものをカジカジしたのです。大きなカケラは落ちていたのですが、たぶん、小さいのは飲み込んでいます。今週(火)あたりにカケラがひとつベッドに落ちていました。夜中に吐き出したものと思われます。
以前、私のブロンプトン(折りたたみ自転車)の柔らかいグリップもカジカジされましたが、そのときのクウはすずしい顔でいたってふつうだったのですが…。
あと、最近カリカリの種類を変えたのですが、その粒が少し大き目なのも気になっています。クウはほとんど噛まずに飲み込む派なので、きっと、大きな粒もそのまま飲み込んでいます。弱っていた胃の消化には悪かったか?
というようなことを獣医さんにお伝えし、ようやく診ていただきました。吐き戻しの原因としては、毛玉や異物が胃や腸につまっている、異物によって胃や腸に傷がついて炎症を起こしていることが考えられるとのこと。
レントゲンと超音波検査もしましたが、わかったのはガスがたまっているということ。金属以外はレントゲンではうつらないので、原因を特定するには、内視鏡検査かバリウム検査が必要とのことでした。
最初は、胃薬を飲ませて様子を見ましょうということだったのですが、診察の途中でまたもや吐いてしまったため、とりあえず明日バリウム検査しましょう、ということに。われわれ人間も検診で飲まされるバリウムですね。猫ちゃんの場合、検査には7、8時間かかるそうです。
今日は、吐いて脱水症状になっているといけないので、点滴と胃薬の注射をしていただいて帰りました。点滴中はちょっと怒ってうなってましたが、おおむねいい子でしたよ。
明日は朝からずっと食べられないので今日は遅い時間に少しごはんをあげてくださいとのことなので、いつもは6時にあげるごはん(ウエットフード)を9時に(よく検診で9時までに食べてください、とありますし)、少なめの量であげたのですが…。
いつもは速効で食べ尽くし、もっとよこせと抗議するクウが、時間をかけて食べ、しかもなんと、ごはんを残した!!のです!! ああ、やっぱり具合が悪いんだ…。
検査の結果によっては内視鏡手術もしくは開腹手術(!)が必要になるかもしれないと思うと、つい頭をなでなでしてしまうのでした。
【書籍情報】
病院に置いてあった本『きょうの猫村さん』(ほしよりこさん作)はウェブ(猫村.jp)で毎日1コマずつアップされているマンガです(2017年9月より休載中)。猫村出身のネコ「猫村ねこ」さん(ややこしい…笑)が犬神家という家庭に家政婦として務めているという設定です。猫らしいようならしくないような猫村さんの優秀な家政婦ぶりとそれを取り巻く犬神家の人間模様がおもしろい…。単行本はもう9巻まで出ているんですね。