猫のクウ、歯肉炎になる(1):口元をしきりにさわるが…
2020年も残すところあと2カ月ですね。今年は新型コロナウイルスのためにイレギュラーな出来事が多く起きていますが、この夏クウにもイレギュラーな出来事が。なんと歯肉炎になりました…!
事の発端は、ある日あるとき突然、前足で口元をしきりにさわるようになったこと。前足、特に左の前足で、口の左側をひっかくようにしきりにさわっているのです。いままで見たことのない仕草だったのでびっくり。口の中に傷ができているのかと思いましたが、もう夜遅くだったので病院にも連れて行けず、そのまま様子を見ることに。幸い、寝ているときは特にいつもと変わらない様子でした。
翌朝、もしかすると自然に直っているかも?と期待しましたが、残念、相変わらず前足で口元をさわっています。病院に連れて行くと、原因はなんと、歯肉の腫れ、「歯肉炎」でした。左上の奥歯に歯垢・歯石がこびりついてしまっていて、その周囲の歯肉が赤く腫れていたのです。
あ! とうとうクウも歯肉炎に…! いままで歯磨きをしようしようと思いつつ、できていなかったことを悔やみました。猫は歯肉炎になりやすいとは聞いていましたが、まだ4歳だから大丈夫と油断していたのがいけなかった。なんでも、3歳以上の約8割が歯肉炎という報告もあるそうな…(https://www.ipet-ins.com/media/16630/) ごめん、クウ!
このまま直らずひどくなるようなら、抜歯だそうです。え、抜歯!? クウは4歳だから、人間で言うと30代で歯を抜くってことに。しかも問題の歯は「三根歯(さんこんし)」といって根っこが3つあり、一度に抜けないので、まずは歯を割ってから(!)抜くのだそうです。ええ〜!! この奥歯は肉などを小さくかみ切るための大事な歯。なるべく抜きたくない…。
とりあえず、2週間効く抗生物質の注射(コンベニア。6,000円)を打っていただき、消毒液を毎日(難しければ1日おきに)患部にコットンパフで塗ることになりました。クウは、赤ちゃんの頃から口を開けるのが至難の業だったので、これはなかなかハードル高い…。
仕方ないので、爪切りのときと同様、ちゅ~るで気を引きながら塗る作戦に。ちゅ~るをあげると口を開けるので、そのスキに消毒液を塗る、というわけです。おやつをあげながらというのはなんだか本末転倒な気もしますが、とにかくこの方法でなんとか消毒を続けました。さて、その結果…。
続きは次回のブログで。
P. S. 昨年に続き今年もハロウィンの写真、間に合うようにアップできませんでした (>_<) せっかく撮ったので貼っておきます!
【続きの記事】